No.1982への返信
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事前の葬式
私が家に帰ると、母親が大量のカブトムシを買ってきていた。私が虫に気がついて悲鳴を上げると、兄が「母が虫を買ったのは数日前」だと教えてくれ、自分も怖いのはよくわかると同意してくる。虫が怖かった私は自分の部屋に行くが、自分の部屋にももう虫が来ていて、至る所に巣を作っていた。悪寒がした私はこんな家にはいられないと家を飛び出す。そして近所の古具屋の近くに来た時、ふと古具屋の玄関にある巨大な蜂の巣に違和感を覚え、何故か近くにいた母親に聞くと、あの蜂も自分が買ってきたものだが、ばれなければいいだろうという。場面が変わり、私は自分の葬式をみていた。葬式といっても質素で、数人しか参列していない。そればかりか自分はまだ死んでいないものの、もうじき死ぬから事前に葬式を挙げているそう。誰も入っていない棺桶に花を添え、誰でも知っている悲しい曲を合唱するが、誰かの音程とリズムが外れてなかなか綺麗な合唱にならない。場面が戻り、虫の大繁殖が止まらず、我慢できない私は母親に「虫を捨てないなら自殺する」と言い、母親が拒んだので自殺する。自分の葬式を目の当たりにし、もうじき死ぬと分かっていたので不思議と怖くはなかった。
[1982] MK (2020/12/23 水 13:17)