夢占い診断書 ユメカルテ

夢を文章から診断、分析し貴方だけの夢占い診断書を作成します


ゆめ

立ち寄った本屋さんで文庫本を選んでいたら、白灰色の少し毛の長い犬が、赤いリードをつけて私の足元にやってきた。飼い主がそばにいることに気付いたが、私の視点は犬のまま。

私は犬アレルギー持ちなので、擦り寄ってくる犬にどう対応しようか逡巡したが、可愛さに勝てずに犬の喉を撫でる。コロコロと目を細め気持ちよさそうにしていた。

やっと飼い主に対して声をかけようと思い顔を上げると、その飼い主は浮浪者のようだった。豊満な体に、薄汚れた上下黒い服を身に纏い、明らかに不潔な髪の毛。犬も喜んでるね、と言われた。少しばかり会話をして、最後に犬の名前を聞く。「ぐいぐい聞いてくるね。そうだなぁ、ミナちゃんかな」と、ニヤニヤしながら教えてくれた。
あまり長く話すのも気持ち悪かったので、その場を離れると、彼も出口へ向かった。
出口ではもう一匹、壁にリードで繋がれた白の怯えた犬がいた。浮浪者はその犬を見て、今回はこっちかな、と、白灰色の犬連れて、外に出て行った。

私はそれが窃盗・誘拐だとわかっていたのに、こんな狭い店内で自分の犬が盗まれたら気付くよね、と言い訳をして、咎めることなく帰ってしまった。

[1833] ゆ (2018/10/13 土 10:51)